G7広島サミット 首脳宣言
法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を強化すると明記し、ウクライナ支援を継続するほか、現実的なアプローチを通じて「核兵器のない世界」に向けて取り組むとしています。 また「グローバル・サウス」とも呼ばれる新興国や途上国に対し、各国の事情を考慮しながら支援するとしています。 また、中国について、東シナ海や南シナ海の状況に深刻な懸念を表明し、力や威圧によるいかなる一方的な現状変更の試みにも強く反対するとしています。
そして、台湾海峡の平和と安定の重要性を改めて確認し、問題の平和的な解決を促すとしています。 反応
ロシア
ラブロフ外相は20日、モスクワ郊外で開かれた外交や防衛政策について話しあう会議に出席し、ウクライナへの支援を強める欧米への批判を繰り返しました。
中国外務省
「台湾は中国の台湾だ。中国人民が国家の主権と領土の一体性を守る強い決意と固い意志、強大な能力を過小評価すべきでない」
「西側の少数の先進国がみだりに他国の内政に干渉し、全世界を操る時代は過ぎ去った。G7メンバーには時代の大勢に順応するとともに封鎖的で排他的な『小さなグループ』をつくって他国を抑圧したり陣営の対立をあおったりするのをやめて、対話し協力し合う正しい道に戻るよう求める」